★11月15日
いよいよイベント当日9時から17時までのイベントですが樹書道会が舞台でパフォーマンスするのは11時半。 今日まで6人が仕事の合間をぬって、準備し、練習したことがきちんと中国の皆さんに伝わるかドキドキしながらも楽屋入り。 せっかくだから、皆で袴を揃え着物姿で臨みました。
ステージでの揮毫ということで大きな紙にそれぞれが、中国の皆さんに伝えたい言葉を中国語の通訳も交えて揮毫しました。 私は2尺×8尺の紙を3枚張り合わせ、中国の学生さんとの出逢いの喜びを一文字で表そうと「逢」と書きました。
平仮名は中国から伝わった漢字のくずしから生まれたものということで、日本固有の仮名の書も小作品として会場のロビーの壁面に百 人一首を数点、他のメンバーも蘭亭序の臨書や1字書、中国で親しまれてる4文字句、また、漢字かな交じりの現代文で流行歌の歌詞の 1部を書いたり若い人が親しみやすい作品と思えるようなものを展示させてもらいました。
舞台での揮毫が終わってから、来場者にささやかですが、私たちが書いたポストカードサイズの作品をプレゼントしようと400枚近く 用意しましたがあっという間になくなってしまい、あまった紙と墨で時間の許す限り、来場してくださったみなさんに感謝の気持をこめて好 きな言葉を書いてさしあげました。中には名前を書いてくださいと筆談で頼まれたり、会社に飾りたいので会社名をなど要望も色々でもっともっと沢山の人と交流したかったのですがあっという間にイベントは終了してしまいました。
お昼は学校の食堂ということで、プレートランチかなと思いきや円卓に沢山のごちそうが!! 交流イベントに時間をかけ過ぎ20分くらいで食べてくださいといわれデザートはテイクアウトで移動のバスで食べることに(笑)
中国も日本と同じように若い人たちはパソコンが主流でどんどん文字を書かなくなり、書道も小学生まではきっちり習っているようですがその後成長するにしたがって筆離れがどんどん進んでいるようでした。 そんな若い学生さんに、筆で文字を書く事の楽しさみたいなものが伝えられたらなあと思って臨みましたが予想以上に盛り上がったようで主催者側からも「大盛況でした」とお褒めのお言葉を頂き良い思い出ができました。
昼食後は浙江省博物館、西泠印社、中国雑技や舞踊のショー、夜店露店市場散策と盛り沢山の1日でした。
看板の前で
百人一首作品
「動」、「愚公移山」
「いろは」、「白雲抱幽石」
「輝」、「麗日發光華」
嵐OneLove1嵐のone love歌詞の一節を中国語と日本語で書き分けた作品と「寸松庵臨書作品」
嵐OneLove2「蘭亭序臨書」と嵐のone love歌詞の一節を日本語と中国語で書き分けた作品
揮毫風景
平安時代のかな文字作品の紹介
舞台での揮毫作品紹介
終了後来場者に作品をプレゼント-1
終了後来場者に作品をプレゼント-2
学生食堂での昼食
夜店露店市夜店露店市場散策