心天遊に有り
執着することなく、他に思いやりを施すことを忘れず、
心伸びやかに大自然の中に生かされることを知り、
感謝の生活を送ることに真の幸福がある、という意味です。
陽気の発する処金石も亦透る。 精神一到何事か成らざらん。
精神を集中して物事を行えば、どんな困難にも打ち勝つことができる、という意味です
徑暖草如積
山晴花更繁……
国破山河在 城春草木深….
雙雁為人得 階前相向鳴
已辞関塞遠 猶帯網羅驚
宦情一片影 客涙五更声
側目窺秋隼 風烟異性情
花開いてまた更に新たなり
花間一壺酒
独酌無相親
挙杯邀名月
対影成三人
月既不解飲
影徒随我身
暫伴月将影
行楽須及春
我歌月徘徊…..
今日帰寒山
枕流兼洗耳
閑中の面白味は簾を巻き上げ碁をうつときで、客を引き留め詩題をひねる時は
酔った後の遊びである。
天地玄黄宇宙洪荒
日月盈昃辰宿列張
寒來暑往秋收冬藏
閏餘成歳律呂調陽
雲騰致雨露結為霜…..
千字文を楚簡で書いてみました。篆書の行書体といった感じです。
福寿綿々長似海
春風浩々氣如河
「山村暮鳥の『風景』という詩の全文を。いちめんの菜の花畑をイメージ して書きました。
白い紙にアクリル絵の具で薄く黄色をのせています。マットの色は 菜の花の葉の色をと緑にして春らしさを出してみました。
「都知事賞」受賞作品(東京美術倶楽部にて開催)
ゆく春を惜しみながら幽深な趣にひたる喜びを詠っています。
縦の流れがとまらないように、まわりの余白を美しく流すことに留意して書きました。