★3月13日
朝からあいにくの雨
ホテルで朝食をとり午前中は蘇東坡記念館、その後、中国美術学院という中国では指折りの美術大学の見学と隣接の滀天寿記念館へ。
蘇東坡記念館では彼の系譜、年表、生涯紹介、詩文書作品などが展示。
1988年に建てられ敷地面積は1300平方メートル。雨音を聴きながらの芸術鑑賞も中々良いものでした。
引き続き、中国美術学院の視察。水墨画の基礎の授業風景を見学。細かな描写のデッサンをしていました。
日本人の留学生の話では北京よりも本格的に勉強できるらしく、レベルの高い授業が受けられるそうで、杭州の芸術レベルの高さを感じ大学の敷地の中に滀天寿先生の水墨画作品が飾られているという記念館にもちょっとおじゃましました。昼食はお茶畑の農家料理を満喫
午後からは書道と彫刻が一体となった中国の金石篆刻を研究する印章学術団体、『西冷印社』にて揮毫交流。
最初はちょっとドキドキしたけれど、筆を持ったら調子に乗って2枚も書いてしまいました。
同行した書道家の方たちも得意の書を披露。中国側からは西冷印社を代表する篆刻家、書家のお二人が素晴らしい書を披露。通訳の方を交えて作品について、話し合い有意義なひとときとなりました。 夕食後ホテル近くの夜店露天の雑貨市場を散策。5ミリ角の小さな印材に一文字彫ってもらいおみやげにしました。1個30元(1元16円)と日本で買うよりかなり安く感激!筆を売ってるお店も発見!! 電卓片手に片言の中国語で値切り交渉スタート。20分ねばり最初の言い値の半額くらいになり、ついおさいふの紐が緩んで
沢山買ってしまいました。。。
蘇東坡
蘇東坡記念館
中国美術学院正面
日本人留学生の水墨画授業風景
潘天寿先生の作品
お茶畑の中にある農家料理のレストラン「江南阿二」
農家料理のお昼ごはん(野菜を使った料理が沢山)
西冷印社入口
西冷印社の代表の方(右)と中国側の書家(左)、篆刻家(中央)
西冷印社の篆刻家の作品
私の書いている姿
揮毫した作品を持って記念撮影 『以心伝心』
調子に乗って2枚目を。書き出したらとまりません。
2枚目は『萬国春風百華舞』
西冷印社の書家の作品
同行した成澤先生の書
同行した福田先生の揮毫風景
同行した満先生の水墨画