★3月15日

旅の最終日。昨日ほどの晴天ではないが、まずまずの天気。
西湖は今日も霧がかかり、独特の雰囲気。霧の摩周湖といったところか。中国の書道 は若い子供たちにも盛んに受け継がれているのだろうか。。
日本では筆離れがすすんでいるが。今日は子供たちの様子がわかる場所『杭州青少年 活動中心』に行き今の子供たちのクラブ活動の現実を視察。
中国の子供たちはあまり学校の中にクラブ活動という時間がないらしく、週末の土曜 日だいたい午前中の3時間くらいをこの場所にきて、好きなクラブに所属して時間を 過ごすらしい。
6歳から12歳くらいまでの子供たちのようで、主に10歳くらいまで の子供が多かったようです。
クラブ活動は、ダンス、クラッシックバレエ、カン フー、太極拳、体操、ピアノ、琴、陶芸、絵画、書道、硬筆、英語などの教室を駈け 足で視察。水墨画やデッサンもかなり本格的でこの杭州市というところが、芸術活動 に力を入れている市ということがよくわかりました。
書道のクラスでいえば、「一」 という漢字をひたすら1枚の紙に書くところから、お手本を下に敷いて字の形をまね ている子、先生のお手本を横においてみながら書く子、驚いたのは日本では高校生が 書くような難しい古典の本をそのまま見て書いている子!!形だけでなく線質までも 真似ようとしているその筆使い、真剣な眼差しは、そばで見ていて感動しました。
硬 筆のクラスをのぞいてみると、7歳くらいの子供が日本では高学年で習うような漢字 をひたすら書いていました。漢字しかないのですから当たり前のことですが、ただお 手本と同じ字をひたすら真似て書く。簡単なようでなかなか出来ないことです。
子供たちのクラブが終わるまで親は教室の外で待っているのが通例のようで、さなが ら日曜参観という感じ。
教室の外は遊園地あり、ローラースケート場あり、各種中学 校の案内ブースなどもあり、学校案内パンフレットなども沢山用意され子供の進路相 談までも屋外のテントで出来るようだ。
広場ではミニテントを張ってお弁当を食べな がらピクニックのよう。ちょっと日本にはないクラブ活動です。家族中が子供のクラ ブ活動を楽しんでいるというか何と言うか。。一人っ子政策で大事に育てられた子供 たちは一体どんな大人になるのでしょうか。
と、いろいろな思いを抱きながらバスに乗り込み13:50杭州空港から成田に。 大きな病気もせず、トラブルに巻き込まれることもなく充実の視察旅行となりまし た。 余談ですが、空港につきハーゲンダッツのアイスが目にとまり、値段を聞いたら80 元!!!(1280円)日本ではこの小さなカップ高くても350円しないくらいなの に。。。。。町で中国製アイス1元で買っていた私は思わず売り場に戻してしまいま した。(笑)

 

青少年活動中心建物

青少年活動中心建物

 

青少年活動中心平面図

青少年活動中心平面図

 

青少年活動中心アートビルディング

青少年活動中心アートビルディング

 

水墨画の授業 1

水墨画の授業 1

 

水墨画の授業 2

水墨画の授業 2

 

人物画のデッサン教室

人物画のデッサン教室

 

書道初心者クラス

書道初心者クラス

 

書道中級者クラス 1

書道中級者クラス 1

 

書道中級者クラス 2

書道中級者クラス 2

 

書道中級者クラス 3

書道中級者クラス 3

 

書道中級者クラス 4

書道中級者クラス 4

 

書道中級者クラス 5

書道中級者クラス 5

 

中級者クラスの先生の添削硬筆教室

中級者クラスの先生の添削

 

硬筆教室 1

硬筆教室 1

 

硬筆教室 2

硬筆教室 2